精進料理はインドから中国に伝わり、中国から6世紀初めに日本に伝来したと考えられています。
鎌倉時代に曹洞宗開祖である道元禅師が宋に留学し、老典座(お寺の食事係)との出会いにより、料理を含めて日常の行いそれ自体がすでに仏道の実践であることを知り、料理及び食事は重要視されています。道元は宋からの帰国後『典座教訓』(てんぞきょうくん)と『赴粥飯法』(ふしゅくはんぽう)を著し、ここから精進料理(永平寺流)が生まれました。
精進料理では動物性由来のものは頂かず、野菜、穀類、海藻中心の食事でveganに近いのですが、大きく異なるのは「五葷」(ネギ•ニラ•ニンニク•ラッキョウ•タマネギ等の匂いのきつい野菜)は使ってはいけないことと、蜂蜜は使ってもいいことです。
精進料理の特徴
(1)五味•五色•五法
五味:甘•塩•酸•辛•苦
五色:黒•白•赤•黄•青(緑)
五法:生•煮る•蒸す•揚げる•炒める
(2)身土不二
地産地消
(3)旬のものを頂く
(4)淡味
(5)一物全体
無駄なく頂く
精進料理はマクロビオティックの基本となった料理法とも言われています。
また様々な宗教をバックグラウンドにもった人達が仲良く一緒に頂けるのも精進料理の
よさであります。
家庭で気軽に再現できるヘルシーで敷居の全く高くない精進料理教室や食事会を今回ミュンヘンで開催します。
講師は鎌倉の稲村ガ崎で「不識庵」を主宰されている、藤井まり先生です。
不識庵HP: http://kamakurafushikian.com/
年に2回、ヨーロッパの各地で精進料理イベントをなさっています。
とても簡単で滋味深い精進料理を習ったり味わったりするチャンスです。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
○ きのこ汁
○ 胡麻豆腐
○ ジャガイモの磯辺揚げ
○ オクラ、ナスの天ぷら
○ アボガドの寒天 ベリー和え
(★内容に変更があるかもしれません。)
Y.Suzuki
Tel: 089-21669555
E-Mail: ysuzuki@t-online.de
Y.Suzuki
Tel: 089-21669555
E-Mail: ysuzuki@t-online.de
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藤井まり
(1947年〜)
精進料理研究家。
北海道出身、鎌倉在住。早稲田大学教育学部卒。
夫であり北鎌倉にある建長寺にて典座を務めた 藤井宗哲(2006年没)と共に鎌倉•稲村ガ崎の「不識庵」にて精進料理会「禅味会」を主宰し、指導にあたる。
1992年、中国は北京に留学し、薬膳•中国精進料理の研究する。
日本各地のみならず 、パリ、ロンドン、北欧、ドイツ、イタリア、米国、東南アジア等でも招かれて精進料理教室を開催。
鎌倉不識庵HP:http://kamakurafushikian.com/
著書:
『こころもおいしく満たす旬の禅ごはん』 『鎌倉・不識庵の精進レシピ 』
『the enlightened kitchen』 『宗哲和尚の精進レシピ』
Dr. Ayako Yamamoto
E-mail: info.shojin@gmail.com
Web: www.shojin-eujp.jimdo.com
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